テスラのサイバートラックがついに日本でお披露目!ということで、待ちに待った私は即チームラボプラネッツ東京を予約訪問。
実物をみた感想は、デカい、、、そしてカッコいい、、、、というもの。質感も予想以上に良かった。地球のあらゆる場所を走破する気概、そして耐久性を重んじるコンセプト、それらがデザインに反映されていることが良く理解できた。
サイバートラックはRWD(後輪駆動モデル)、AWD(全輪駆動モデル)、そして最上位モデルの「サイバービースト」の3モデル展開となる。 価格はRWDが916万円、AWD が1201万円、サイバービーストが1502万円となる(現行為替換算) ボディサイズは、ミラー格納時で2,200.7mm、ミラー延長時で2,413.3mm。 全高は1,790.8mm、全長は5,682.9mm。
我が家はTesla Model 3を所有しており、かれこれ2年ほどになる。今や首都圏では頻繁に見かけるレベルまで普及している同車だが、走行性能、充電の利便性、そして乗り心地含めてトータルでの満足度が高い。一方で家族が増えることもあり、もう少し大きいモデルを検討しているところであった。
そこでこのサイバートラックである。恰好良すぎるし、値段も予想よりお手頃だ。かなり前向きに検討する気になってしまった。
ネックは全幅がミラー格納時でも2200mmと、現行日本で流通している車と比べても頭一つ抜けている点。全長も凄い。今の機械式駐車場には到底収まらない、というよりはこのサイズを収納できる機械式駐車場がほぼ存在しないので、マンション住まいの私は外部の平置きの駐車場を探すより他ない。そういう意味でもやっぱりEVは戸建てとの相性抜群。日本での販売は早くても2025年以降とのこと。でも買います。
しかし日本の道では運転しにくそうだな!
何故それでも欲しくなるのか、と考えたが、究極的には買っているのは「モノ」ではないんだろうな、と思う。
個人的にElon Musk氏の「世界を良くするためにやれることを様々なジャンル一点突破でやりぬく。経済性の優先順位はその後。」のスタイルには非常に強く共感しており、そんな彼がこの資本主義の世界で経済的に最も成功した人物の一人になっていることは、逆説的ではあるがこの世界もまだ捨てたものではないな、と思う。
先日、New York Timesのカンファレンスで彼が言っていた、「私はテスラの特許をオープンソース化している。誰でも自由に理由できる。他社との競争を阻害することは一切行っていない」と言っていたのは記憶に残っている。短期的な経済的利益を考えれば、特許技術を独占する方が明らかに理にかなっている。しかし、本質としては、彼のその姿勢とビジョンと理念に共感する人が、より良い世界にするための道のりに対する投資の一つとして、テスラの車を選んでいる、ということなのだ。
我々は明日死んでいる可能性だってある。しかし、明日もきっと生きているし、未来には我々とその子孫が歩む道筋が続いているであろう、という前提、つまりは企業で言うところの「ゴーイングコンサーン」を共有して生きている。それであれば、その未来の世界は今よりも少しでも良くなっていてほしいし、それは自分たちだけの話ではなく、世界中の人々にとってより良い世界になっていてほしい、と願うことが、人としての善なる証だと思う。
私は世界をより良くするために自分の人生を使って働き続けたいし、世界を良くしようと思って、そのビジョンに血を通わせて努力している企業に投資をしたい。
そう思っています。(サイバートラックを買うための言い訳ではありません)
追記:ちなみにサイバートラックを見るだけであればチームラボプラネッツの予約は必要ありません。(チームラボプラネッツはとても楽しかった)駐車場は横の有料のものを利用するしかないですが、15分400円で普通に高いです。もし戸建て購入にも興味がある方であれば、横の住宅展示場を利用すると駐車料金無料になるようです。